大和配水池内遺跡報告書刊行のお知らせ

発掘調査終了以来14年もの歳月がたちましたが、ようやく発掘調査報告書を刊行することができました(写真添付)。



つきましては報告書の増刷をいたしましたので、3,000円+送料着払いという形で皆様にお分けしたいと思います。
諸般の事情により謹呈分がありませんので、皆様のご購入をお願いいたします。

<遺跡の概要>
 大和配水池内遺跡の調査では、立川ローム層中に計14枚もの旧石器時代に属する文化層が発見され、発見された遺物は石器12,163点、礫7,540点の計19,703点を数える。また、調査によって確認された石器ブロック及び礫群は、ブロックが110ヵ所、礫集中を含む礫群は142基が検出され、配石は計8基が確認された。また、その他の遺構としては第X文化層(B1層下部)に炭化材集中部1ヵ所と小竪穴状遺構1基が発見され、L3層上面を確認面とする土坑も8基検出されている。
 特に第]W文化層(L5)は編年的には相模野第T期後半に属するものであり、局部磨製石斧と打製石斧の出土が最も大きな特徴と言える。特に局部磨製石斧では刃部再生が行われており、その再生剥片との接合例も確認された。また、大形で厚手の横長剥片を素材として器体の調整加工がほとんど施されずに素材面を大きくしたままで研磨を施している特異な磨製石斧も検出されており、打製石斧の大きさも含めてバラエティに富む状況を示している。また一方では、すでにこの段階において尖頭器と細石刃関連遺物を除く主な定形石器が組成に含まれていることも大きな特徴としてあげられ、麦草峠産の黒耀石を用いたナイフ形石器を中心にスクレイパー・彫器・クサビ形石器が安定的に認められている 。

神奈川県大和市 上草柳遺跡群大和配水池内遺跡 発掘調査報告書
  A4判 3分冊 本文346+260頁 写真244頁
   増刷分のご負担価格 金3,000円(送料:着払いにて発送します)

<お申し込み>
 ◎郵便局払込
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  他金融機関より  支 店 名 〇二九(ゼロニキュウ)店(029)
           口座番号 当座 0026463
           口 座 名 玉川文化財研究所
  (お問い合わせ電話番号  045−321−5565)
  *通信欄に書名・冊数・送付先等のご記入をお願いいたします。

                                玉川文化財研究所  麻生順司

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