石器文化研究会:第208回例会報告

日時:2006年1月28日(土曜日)14時〜17時
会場:江東区東大島文化センター
出席者:18人
発表者:諏訪間伸、国武貞克
内容:

 今年はじめの1月例会は、初めての方を含む18名の参加者を集め開催されました。

 発表は、諏訪間伸さんが、神津島、伊豆、箱根の黒曜石原産地の現状を、貴重な写真を豊富に使って説明してくださいました。

 ついで、飛び入りご発表で、砂田佳弘さんが小田原市成田で発見された、庭石に使われていたかと思われる、黒曜石の巨礫を紹介してくださいました。

 国武貞克さんは、昨年発見された、高原山の原産地遺跡の概要を発表されました。山深い遺跡の発見の苦労もしのばれるものでした。

 また、長野から見えた宮坂清さんも、パワーポイントをご用意くださり、信州の黒曜石原産地の現状をコメントしてくださいました。

 実際の黒曜石の試料もお持ちより下さったため、関東地方の遺跡で使用されている、ほとんどの黒曜石の実際の特徴と、原産地の状況を網羅的に知ることが出来ました。

 今回のご発表は、発表者の汗がたくさん流れた成果を聞かせていただけることとなりました。発表、コメントを下さったみなさん本当にありがとうございました。

 来月2月の例会は25日に、「黒曜石原産地と東内野型尖頭器」と題した発表(飯田茂雄さん)を予定しています。今月の例会で原産地や原産地遺跡のイメージが、だいぶ身近なものになったことと思います。ぜひ、来月の例会では、その上に、たくさんの議論がかわせれば良いと思っています。奮ってご参加ください。

 また、最後に、例会当日新聞発表になりました、高井戸東遺跡の炭化した木片に関して、調査担当の麻生順司さんに写真を交え説明していただきました。検出層位は]層上部、年代はAMSで約3万2千年(未較正)とのことでした。

 新年会は近くの台湾料理屋で開催。私は残念ながら途中退席させていただきましたが、盛り上がったことでしょうね! (かめ)


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