石器文化研究会 第296回例会についてご案内いたします。
第296回例会は、清瀬市郷土博物館で旧石器時代の資料見学を行います。
日 時:2024年12月7日(土)13時30分から
場 所:清瀬市郷土博物館 2階講座室(東京都清瀬市上清戸2-6-41)
アクセス:西武池袋線清瀬駅北口 徒歩約10分
内 容: 薮下詩乃さん「清瀬市伊勢遺跡・強清水遺跡の様相と資料見学」
清瀬市の市史編さん事業では、1960・70年代に発掘された清瀬市伊勢遺跡と同強清水遺跡出土資料の再整理と整理を行ないました。両遺跡出土の旧石器時代石器群の資料見学と概要発表を行います。遺跡は武蔵野台地北西部にあたり、立川ローム上層(Ⅴ~Ⅲ層)から出土しました。伊勢遺跡は約20個の大型円礫に復元された接合資料が主体。どこかから搬入されほぼ遺跡内で完結した特異な石器群です。強清水遺跡は角錐状石器、尖頭器などを有しチャートを中心とした石器群ですが、出土層序がはっきりしません。これらの石器群の位置づけを皆さんと一緒に考えることができればと思います。
参考文献 清瀬市 2024『清瀬市史7 資料編 考古』
清瀬市 2021「伊勢遺跡出土旧石器再整理調査報告(1)」
『清瀬市 資料調査報告3』
タイムスケジュール:
13:10 開場(一部見学できます)
13:30~14:30 薮下詩乃さん 発表
14:30~14:50 伊藤 健さん コメント
14:50~15:40 資料見学
15:40~16:20 討論
16:20〜16:50 近況報告・片付け
会員ではないこのサイトの訪問者で入会の前に例会を体験してみたい方の参加も歓迎しますので一考下さい。
会員以外の参加希望者は、「kanrinin@sekki.jp」へ所属、氏名を記載してメールで連絡お願いします。但し、会場の都合でご参加できない場合もございますことをご承知おきください。