関東・東海地方の旧石器時代研究は、その編年が示されて長い年月が経過し、すでに一定の成果が確立されています。一方で、資料の蓄積を受けての再確認・再検討は進んでいません。そこで、現在の研究視点からその地域研究の再検討を行います。
【10月2日追記】
本シンポジウムは96名のご参加をいただき、盛況のうちに終了しました。
ご参加いただきました方々に心より感謝申し上げます。
【9月6日追記】予稿集が完成しました。
こちらからダウンロードしてください(圧縮版含む)
(PDF:39.5MB 圧縮版3.5MB程度)
なお、当日シンポジウム会場では配布いたしません。
日時:2025年9月27日(土)10時15分~17時10分
9月28日(日)10時00分~16時00分
会場:明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント 1階 多目的室
千代田区神田駿河台1-1 JR・東京メトロ御茶ノ水駅下車 徒歩4分
駿河台キャンパス アクセスマップ | 明治大学https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
シンポジウム・懇親会参加申込は締め切りました。【9月20日追記】
参加費無料、懇親会会費は5,000円を予定しています。
内容:
9月28日(土)
諏訪間 順 南関東の旧石器編年の学史的検討
酒巻孝光 星野遺跡発掘から60年のいま(日本列島の中期旧石器)
鈴木秋平 後期旧石器時代前半期前葉における『狩猟具』のコンセプト
〜型式論・機能論の方法論的再整理を通して〜
白石浩之 基部加工を主体としたナイフ状石器の様相
-AT下位の石刃石器群との関連性-
宇井義典 南三里塚宮原第1遺跡の現在
-下総台地の後期旧石器時代前半期を考える-
西井幸雄 2つの環状ブロック群ー清河寺前原遺跡と津久井城跡馬込地区ー
麻生順司 相模野旧石器時代前半期の再整理
鈴木美保 南関東の石器群編年とMISステージ2の環境変動
小原俊行 後期旧石器時代後半期前葉の編年研究-関東平野北西部を対象として-
井関文明・脇 幸生 相模野台地における最終氷期最寒冷期前後の諸活動
高屋敷飛鳥 相模野台地における砂川期からナイフ形石器終末期にかけての
石器群の様相と年代
17: 30頃から懇親会(会場未定 シンポジウム会場近辺)
会費は5,000円程度を予定しています。
9月29日(日)
伊藤 健 悉皆集成による武蔵野編年第Ⅱb~Ⅳ期の再構成
富樫孝志 静岡県磐田原台地における旧石器時代石器群編年の再検討
諸星良一 関東地方における北方系細石刃石器群
長澤有史 相模野台地における狩猟具の様相
-L1S層出土石器群を中心とした予察-
お 昼 ポスターセッションコアタイム
堤 隆 下茂内尖頭器石器群の放射性炭素年代とその編年的位置付け
討 論
ポスターセッション
絹川一徳 瀬戸内技法研究の現在-東日本への波及を考える
野口 淳 「石槍」の三次元形態測定学
前嶋秀張 緑色凝灰岩および緑色岩を使用した石斧の分布と原産地の調査
天野早苗 下河原崎谷中台遺跡の角錐状石器を伴う石器群について
金 彦中 ハンマーストーンの分析と石器製作技術と動作復元
-東日本の後期旧石器時代前半期石器群の諸事例から-
尾崎沙羅 叺原遺跡の再整理作業-その手順と成果-
野口智輝 相模野台地における男女倉型有樋尖頭器の衝撃剝離痕跡
矢野賢太 剥片尖頭器石器群における原産地的様相の検討
-熊本県石清水遺跡の資料を通して-
*予稿集はこちらからダウンロード(PDF:39.5MB)
なお、当日シンポジウム会場では配布いたしません。
シンポジウム・懇親会参加申込は締切りました。【9月20日追記】
主催:石器文化研究会
共催:明治大学黒耀石研究センター
シンポジウム参加費:無料

“シンポジウム「関東・東海地方の旧石器時代研究の現在」” への3件のフィードバック
久しぶりの石器文化研究によるシンポジュウムが楽しみです。
石器文化研究への参加は久しぶりです。
久しぶりの石器文化研究によるシンポジュウムが楽しみです。
伊藤様
コメントありがとうございます。
企画幹事の長澤です。
当日、私も楽しみにしております。